NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2012年12月20日

経営報告会にて諸々思う・・・

第34期経営報告会及び懇親会を開催しました。
10月末の決算、12月の株主総会、そして決算報告会・懇親会で、決算総括期間が終了です。
準備していただいた総務グループの皆様、本当にお疲れ様でした。

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この決算報告会も、今回で3回目になります。年々開催ごとに運営がうまくなっています。
年末の大変な時期にこのような催しを実施することは、仕事の面でも、お金の面でも大変なのですが、やはり社員が一同に会し、業績を確認する機会は、その年の決算が黒字であろうが、赤字であろうが、必要なことだと思います。
まあ、このような報告会があるからこそ、恥ずかしい業績にしたくないという思いで頑張る・・・といったこともありますが・・・。

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内容は、筆者の経営報告、取締報告、事業報告、ご協力企業様表彰、社員表彰、4月入社予定社員紹介などです。
今年は1年の会社の動きを振り返るという趣旨で、総務グループから主な出来事の振り返りを報告していただきました。
まあ、1年の間にずいぶんいろんなことがあったもんだ、・・・と感心?して見入ってしまいました。過ぎてしまった日々のことをいかに忘れているか、認識させられました。1年間の企業活動ってすごいですね。

さて、ところで今年のNiXの業績は・・・・・いかに???
いろいろ評価はありますが、とりあえず決算としては目標を達成したということになります。
ただし、決算は単なる通過点であり、業績を1年ごとに輪切りにしたものですので、
今期の決算云々に一喜一憂している場合ではありません。
これが、たとえば上場企業であり、経営幹部が定期的に入れ替わるのであれば、その幹部の在籍中の決算に個人的に一喜一憂しても不思議ではありません。一方で弊社は社長以下、役員が長期固定です。
ずっと会社の業績に付きまとわれるわけであり、今期の決算の報告をしているときは、すでに来季、そして中長期の経営に関心が行っているわけで、内容をかみしめる余裕などない訳であります。ずっと戦いですね・・・・。

35期以降の見通しのお話もさせていただきました。
やはり大きなマーケット変動要因としては、政権交代と自民党の公共投資政策だと思います。
安部総理はデフレ不況下での緊縮財政政策にきっぱりと別れを告げ、積極財政を展開します。このことによって公共投資が増える可能性が高まっています。
この自民党の積極財政の経済政策に深く携わっていたのが、筆者の大学の同胞である、京都大学藤井聡教授と、現在NEDOに勤務している、前京都大学准教授中野剛志氏です。彼らが主導した(と言っても全く過言ではないと思います)デフレ下で必要な公共投資推進政策のおかげで、我々のマーケットである公共事業費は拡大方向になります。
今回の拡大方向は、決して旧来の景気刺激策だけでなく、デフレ脱却や雇用創出、GDP拡大、税収拡大につながるように意図されており、公共投資≒日本の成長となるものであります。弊社はその二人にもっとも近いところにいたコンサルタントであったわけです。
そして、我々のマーケットである公共投資が仮に増額されるのであれば、我々はその受け皿にしっかりとならなければいけない、ついていかなければならないと思う訳です。弊社の経営スローガンは今年から「公共投資に想像力」であり、あまりイメージの良くない「公共投資」という言葉を積極的に使ってきました。
いまそのネガティブなイメージの公共投資が、一躍世の中の脚光を浴びている、そのような時代がくる、そんな時こそ積極経営で行きたいと、そして公共投資が経済成長につながる、すなわち我々NiXの経済活動が日本の経済成長につながる、これこそ弊社の世の中に対する存在意義なのです。

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社員の皆さん、頑張ろうではありませんか。そして、今まで批判され続けたことに対し、逆襲しようではありませんか。そんな風に思わずにはいられないのです。

さて、そんな政権交代の立役者でもある、今回見事当選した、
衆議院議員富山一区代表、たばた裕明先生が、懇親会に駆けつけてくれました。ご多忙の中、時間を割いていただいたことに、本当に感謝感激です。
26日国会初登壇となりますが、持ち前の粘り強さ、そして初心貫徹の決意で、頑張っていただきたいと思います。

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4月入社予定の新入社員の皆さんも出席していただきました。
みんな、いい時期に建設コンサルタントに入りました。
就職先を選ぶのに、調子のいい業界を選ぶことだけがすべてではないんです。

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新入社員の皆さん、就職説明会で僕が言った通りになったでしょ・・・笑

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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