2013年5月19日

組織の真価が問われる一年に

新年度に入ってあっという間に2か月が過ぎようとしています。特に本年度は年度初めに会社行事が集中し、多忙な日々が続きました。
ブログを書くのも一か月ぶりとなってしまいました・・・汗・・・笑。バタバタとした会社行事も土曜日の全社員研修で一応一段落です。講師の大軽さん、ありがとうございました。
私と同じ年の関西人、トークも絶妙で、大変勉強になりました。今回は論理的な説明のトレーニング。我々の業種には必須です。ありがとうございました。

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同日に、実は会社では組織替えに伴う、本年度に入ってから2回目のオフィスの配置替えを行っていました。
新年度に新組織でスタートしましたが、部門を移動した方が業務がスムーズにいくグループがありまして、早めに対処したといったところです。さて、効果は如何に。

業務の方ですが、アベノミクスの15か月予算の執行が本格化していまして、インフラ総点検や補修設計業務を中心に予想通り多くの業務が発注されています。
例年4月、5月は発注量が少ないのですが、本年度は様相が違います。我々の生産力は、生産設備が基本的に人間でありますので、基本的に人間の処理能力が基準になります。
製造業のようにラインをフル稼働とか、増設とか、すぐに対処できるものではありません。さて、コンサルタント各社はどのように対応していくのでしょうか・・・。

一方でこんなときであるからこそ、各社の真価が問われています。一人一人の社員の能力は当然でありますが、組織としての能力も問われています。人間はすぐには成長できません
。個々の処理能力の増強は時間がかかります。一方で個人個人が常に100%稼働しているわけでもありません。それが100%に近いほど、組織としての生産性が上がることになります。無駄をなくすとも言いますが。

弊社は新年度からある程度の人員補強を行っています。増加する仕事量に対処したわけですが、それでも万全とは言えません。
やはり組織として如何に対応できるかの真価が問われているわけです。全体の業務量を把握し、今後の業務量を予測し、個々の社員の状況を把握し、適切に業務配分し、そして日々進捗を管理する、そんな組織として当たり前のことがこのような時期は特に大切なのだろうと思います。
一人の技術者に業務が一極集中することないように、組織として対応できるようになることが問われているのです。

特に本年度から、各部門頻繁にミーティングを実施するようになっています。部門間の調整も頻繁に実施しています。先述した組織変更も組織対応の一環です。
そしてその組織としての対応に個人が応えていく、そうすることで、業務量や業務の種類の変化に迅速に対応できる強靭な組織が形成されていくのだと思います。

また技術者個人としても、業務量が多いときは成長のチャンスです。そのような状況での努力は間違いなく技術者のレベルを引き上げます。
そして個人個人の処理能力が5%でもいいから向上し、組織としてのマネジメント力も向上し、全社的な生産性が5%以上向上するのです。

NiXでは今まさにそのような取組みを実施しています。
特に有望なのは入社3年目から5年目くらいの社員でしょうか。彼らはまさに今成長期です。彼らの処理能力はこの1年で2倍や3倍になってもおかしくありません。そうなると、本当に企業は強くなります。

本年度の経営目標に組織力強化を掲げています。このようなことのために、情報の共有化のさらなる推進や、生産に関する数値管理のさらなる高度化や、個々の状況把握の強化を実施しているわけであります。
一年後、この組織がどうなっているか、楽しみです。

さらに逞しくなったNiXとなることを心より祈念しています。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、株式会社新日本コンサルタント代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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