2012年10月30日

新卒採用での復活なるか、建設業界。

2014年入社新卒採用始まりました。学生の皆様、頑張ってください。
弊社は12月22日のリクルート様の合同セミナーから開始です。多くの学生の皆様にお越しいただきました。
ありがとうございます。

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毎回ブログで同じことを書いていますが、学生の皆さんにとっては人生を最も左右される選択ですね。
是非、意中の企業に入社されることを期待しております。

弊社のブースでの内容は、いつも私が建設コンサルタントとは何ぞや?のお話からさせていただいております。意外と建設コンサルタントをご存知ない学生さんが多いのです。
それから弊社の紹介をさらっとさせていただいております。基本的にはその後の会社セミナーで詳細説明しますので、会社セミナーに来ていただくことが第一目標となる訳です。

さて、今回の説明において、やはりいつも以上に力強くご案内できたことがあります。
まず一つは我々のマーケットである建設投資の見通しです。

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筆者は毎年建設投資のグラフをお見せします。入社する会社のマーケットはやはり把握しておく必要があると思いますので、情報開示するわけです。
数年前までは、公共事業費は減り続けていても弊社の売り上げは伸びている、といった説明でした。
いわゆる全体マーケットが減っていてもやり方次第で会社は伸びるということです。
昨年ぐらいからは、それに加えて公共事業費はこれ以上下がらない、もしかするとやや増えるかもしれないといった説明に変化していきました。公共事業費のGDP比率が欧米諸国並みに落ち込んでいる、またインフラの老朽化、国際競争力の低下の問題から、これ以上の削減は無理であろうと。
そして今年は、堂々と次年度以降の公共事業費は増える方向にあると言えるのです。いわれなき批判に耐え続けてきた結果、ようやく正当な評価を与えてくれる政権が誕生したのです。と、いうことで、数年前から私が学生の皆さんに、公共事業のマーケットは減り続けているけど、今後は上昇する可能性も高いよ、と言ってきたことが現実になります。

二つ目は、弊社の業績です。24年10月期決算において、公共事業費の削減以降、最も落ち込んだ15年10月期の売上から約2倍に成長できました。公共事業費が落ち込んでいる中で、伸び行くマーケットに焦点を当ててきた結果ですが、今後さらにマーケットが伸びるとすれば、さらに弊社の経営環境は改善するわけであります。また弊社はその伸び行くマーケットを掴み取る準備ができています。
以上2点が今回の採用において、より強く表現できることであります。

今回の新卒採用合同セミナー、出展している企業は金融系や情報系、機械製造業系、住宅メーカーなどが多く、建設系の企業はわずか2社でした。また出展ブースがにぎわっているのは、やはり我々建設系以外のブースでした。毎回同じような状況で、複雑な思いに駆られるものです。
一方で、建設系の就業人口は、公共投資が減らされ続けてきた結果、相当に減っています。政府の補正予算はおろか、次年度以降のマーケットの拡大にも完全に対応するには縮小されすぎていると思われます。特に若年層の職員が減っており、また不景気による公務員志向の高まりも、コンサルタント技術者減少の一因となっています。
この状況を変えようと、業界は努力してきましたが、マーケットが減らされ続けている、批判され続けている状況ではどうしようもありませんでした。しかし今後は状況が変わります。学生の皆さん、是非コンサルタント技術者を目指してください。本当に素晴らしい職業です。社会貢献できる喜びがあります。我々しか持ちえない技術を取得できる満足感もあります。
そして、建設業界の皆さん、是非新卒社員を積極的に採用し、次世代の人材を作りましょう。地域のため、日本のために我々業界は必要不可欠なのですから。

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プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、株式会社新日本コンサルタント代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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