2012年10月6日

新卒採用がつくる会社と業界、日本の将来

金沢大学での合同企業説明会に参加しました。
本来であれば、2013年の新卒採用は終了しているのですが、会社によっては予定の人数を確保できないところや、次年度の業績見通しの変更により追加採用が必要になったところなど、諸処の理由で採用活動を継続している企業もあります。
弊社も予定人数に達していないことと、次年度の見通しにおいてさらに追加採用が必要になり、こうしてこの時期に合同説明会に臨んでいる訳です。

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大学側もこの時期に合同説明会を開催するのは理由があり、大学院進学を目指していた学生や、公務員試験を目指していた学生、その他希望の企業から内定がもらえなかった学生などです。
うまく企業とのマッチングができればいいですね。
下の写真は弊社のブースです。採用担当の管理部門総務グループの春日さん、金沢大学OBの社会基盤部門保全系グループの古野君、3連休初日にも関わらずご苦労さまでした。
成果は・・・・・・・・・・・????

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就職・採用活動は学生さんは一生を決める就職ですし、企業にとっては将来の戦力そして幹部候補を確保するとても大切な活動です。
学生さんにとっては、ハードルが高くても、妥協せずに、しっかりとした企業に就職されることが大事でしょう。
とにかく就職さえできればということや、初任給の額などに惑わされることなく、その企業の将来性と自分のキャリア形成をよく考えた上での選択が必要です。本位でない企業に妥協してしまった場合は、途中での離職の可能性が高く、ご本人のキャリア形成に影響を及ぼすだけでなく、採用先の企業にとっても採用活動に要した費用や、離職までに教育投資したことが無駄になってしまいます。
従って、学生さんにとっても企業にとってもそのような事態が発生することはとても不幸なことだと思います。
どんな立派な企業であれ、そのようなことはあると思いますが、できるだけ無いにこしたことはありません。
学生にとても企業にとっても理想は最初に就職した企業に長く勤めてもらうことでしょう。
しかしながら過去に比べて転職率が大幅に高くなっていることは事実です。この転職率の高さが企業経営にどのような影響を与えているかは定かではありませんが、若くしての転職は、たぶん企業の生産効率を低下させる、または経験で成長する個人スキルを停滞させる、すなわち国民総生産を押し下げる要因になっているような気がします。
なるべく最初に就職した企業に長く勤められるよう、企業側も努力が必要でしょうし、学生側もある程度その環境に合わせていく、いわば与えられた環境で自分のキャリアを形成していくといった努力も必要でしょう。
特に我々建設セクターの企業は、公共事業バッシング以来、あまり人気がないようです。
大手コンサルタント会社も若手社員の減少に問題意識を持っており、建設コンサルタントの魅力をどう伝えていくかといった取組も実施しているようです。
ようは業界全体として、若手技術者の減少に危機感を感じているのです。
建設コンサルタントが魅力ある企業になるために、やはり公共事業の誤った負のイメージの払しょくも必要です。
そのあたりは藤井聡先生が頑張っていますが、我々も様々な活動を通じてこの業界のイメージを発信していくとともに、業績をさらに上げ、今以上に待遇改善を図り、学生にとって、建設コンサルタントは素敵で安定した企業だというイメージを持っていただく必要があります。一歩ずづですが努力していこうと思います。

さて、2013年4月、NiXには何名の社員が入社するのでしょうか。総務グループが一生懸命頑張っていることだけは間違いありませんが・・・・・。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、株式会社新日本コンサルタント代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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