2013年4月20日

人材教育を有効化するにはある程度の社員レベルが必要

25年度がスタートしています。本年度の年度初めは特別に???忙しく、なかなかブログを書く時間が取れませんでした・・・という言い訳ですが・・・・。本来やる気になれば何事もできるものです・・・笑。

と、言いつつも、年度末の組織編制や事業計画の立案、入社式、お客様への新年度挨拶まわり、役員交代資料の作成、IR資料作成、事業方針説明会準備及び開催、社員面接、新卒採用活動・面接、市長・市会議員選挙、各種団体の総会など、例年真面目に4月は殺人的スケジュールになってしまいます。

その殺人的スケジュールの一つの仕上げが今回の全社員研修となります。

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弊社では全社員80数名が一同に会して研修をするのは初めての試みです。
これは昨年度の事業方針から始まっており、①自己革新②自己成長③組織力強化の方針の③に当たり、その中の人材育成の一環であり、年度の事業計画において重要な行事であります。
昨年度は幹部社員のみの研修を3回実施し、本年度は幹部社員研修を宿泊付きにブラッシュアップし、さらに全社員を対象に実施しているものであります。
講師の大軽さんは、私と同じ年の44歳であります。神戸在住の関西人で当然のことながら関西弁丸出しであることも非常に親近感が湧きます・・・笑。
大軽さん、いつもありがとうございます。

さて、我々コンサルタントという職業人はどちらかと言えば寡黙にパソコンに向かって仕事をしている時間が少なく無いことと、あまり良い言い方ではないですが、雪国の富山県人が多いこともあり、どちらかと言えばコミュニケーションがうまい方ではありません。ですからこのような全社員研修に際し、グループを形成した際に、なかなかうまくしゃべれない社員や、恥ずかしがる社員も多々いますが、そのような壁を乗り越えていくことも研修の目的の一つであります。
皆さん、講師のアイスブレークの効果もあり、開始してしばらくするころにはすっかりリラックスした状態になっていました。この研修の効果が次週からの社業に生かされることを願っております。新入社員の鈴木君、いい笑顔ですね!

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さて、筆者の経営の考え方として、企業は「発展」と「衰退」しかないと考えています。ですから弊社では結果として大きくならなくても経営ベクトルは常に「発展」方向を向けるようにしています。
そうしないと「衰退」が始まってしまうと思っているからです。そして「発展」させる経営戦略の順序として①販売促進②人材採用③人材教育④環境整備⑤社内システム構築、と位置付けています。
正解かどうかは別として、筆者はそう信じているということです。そして弊社は①②の段階がある程度終了した、あるいはサイクルとして確立されている状況でありますので、現在は③人材育成の段階に来ていると考えています。勿論必ず順番通りにステップを踏まなければならないものではなく、④⑤の段階もある程度手を付けていますが、重点的に実施できる段階としては③ということになろうかと思います。
この③人材育成ですが、筆者も経営者になりたてのころは、それほど重要性を感じませんでした。それよりも受注だ、生産だ、利益だ、といった感じでしょうか。
一方で会社の規模がある程度になってきた場合、その企業の社員レベルがその企業の限界レベルになってきます。会社は社長の器以上にならないとはよく言われますが、社員の質的レベル以上にならないことも真実であります。
で、あれば人材教育さえすれば社員の質的レベルはすぐに上がり、企業は発展するのでしょうか?そうではありません、ある程度教育効果が発揮できる人材レベル集団であることが必要です。小学生に高校レベルの数学を教えても頭に入りません。
時間の無駄です。やはりある程度の人材レベル集団であることが必須なのだと思います。その人材レベルに至るまでは、②人材採用が必要です。
人材採用を実施するためには人材を増やす、または確保する原資が必要であり、①販売促進による受注増が必須です。と、いうことで、③に行きつくためには①②のサイクルを回さなければいけません。いきなり③人材教育はあり得ないのです。
弊社はようやく昨年度あたりからそのような人材集団になりつつありました。そして本年度取締役の入れ替えや、部門内の人事も含めて、そのような人材教育が効果を発揮できる人材集団レベルになったということです。
ここまで来るのに10年かかっています。時間がかかりすぎですが、やはりこの10年のマーケット状況を考えると、致し方ないと思っています。
その分これから人材教育を経て、加速度的に社員のレベルアップを図り、次の④環境整備に重点を移していきたいと考えています。

全社員教育、大変有意義だったと思います。次は5月です。社員の皆さん楽しみになったでしょう・・・・笑。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、株式会社新日本コンサルタント代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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