呉羽山断層を震源とする地震を想定して、富山市上下水道局において開催された「富山市下水道BCP訓練」に参加しました。

当社は、富山市上下水道局より受託中の富山市下水道業務継続計画（BCP）策定業務で、呉羽山断層を震源とする地震発生時に、下水道施設のサービス水準（機能）を速やかにかつ高いレベルで維持・回復するための対策検討を行っています。

今回のBCP訓練は、富山市下水道業務継続計画（BCP）に則り、各自の役割や初期活動内容の確認を目的としており、昨年度に引き続き2回目の実施となりました。

訓練では、発災初日を想定し、職員の参集、安否報告、上下水道局災害対策本部の設置、緊急点検調査、緊急措置を実施しました。また、災害対策本部では、入手した被害情報をもとに復旧班の派遣調整や外部への支援要請等の連絡調整訓練も実施しました。

訓練後の意見交換会では、活発な意見交換が行われ、昨年度からの改善点の確認や新たな課題に対する解決の方向性が見出せたのではないかと思います。また、改めて継続的な訓練の実施の必要性を再認識しました。

今回、訓練で浮き彫りとなった課題については、富山市下水道業務継続計画（BCP）の策定の中で対策を検討し、より実効性のある計画を行ってまいります。

※BCP（Business continuity planning）：業務継続計画