NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2012年9月16日

「ものづくり」「設備投資」は人間の本能。竣工式にて。

かねてから施工を手掛けていたお客様の工場が完成しました。
工場建屋とクレーン設備です。
施主様、ご協力企業の方々の絶大なるご支援を得て、工期内に無事無事故で完成させることができました。この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

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完成に際し、竣工式が行われ、弊社もお招きいただきました。また感謝状、金一封もいただき、大変恐縮しております。今後この工場が計画通りに稼働し、施主様のご発展に寄与できることを心より祈念申し上げます。
また担当した弊社の社員の皆様、本当にお疲れ様でした。建設コンサルタントとしては珍しい土木・建築工事を完璧にやり遂げましたね。ご苦労様でした。

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筆者も元々はゼネコンの人間です。こうして施工に携わると原点を思い出します。ものを作り上げた時の達成感、建設物にかかわらず、すべての物に共通する人間本来の喜びです。
幼少の時代によく作ったプラモデル、その完成した時の達成感、それは現在中年になって仕事として物を作り上げることに携わった達成感となんら変わりありません。
やはり人間の本能として物を作るといったことに対する生まれながらの使命感なるものを感じてしまいます。
物をつくり続けるからこそ、本来の人間でいられるような・・・。最近はものづくりに携わらない職業の方々が多くなりました。
そのことが人間本来が有している生きることへの喜びを毀損しているような気がします。ものづくり、それは人間の本能だとあらためて感じた次第です。
さて、施主様のお話ですが、このご時勢にこのような設備投資をされるということは、大変勇気がいることです。
投資にはリスクが伴います。リスクの無い投資はリターンがありません。企業経営、資本主義の原則はリスクを恐れずに投資していくことにあります。現状維持では世の中も会社も発展しないのです。
そういう意味では設備投資も人間の本能でしょう。施主様の勇気あるご判断、心より経緯を表します。

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さっそく大型製品の制作予定が舞い込んできているということですので、設備増強のタイミングも絶妙たっだのでしょう。
今後のご発展を心より祈念申し上げるとともに、このような設備投資に携われるチャンスを与えてくださったことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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