NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2009年10月27日

建設コンサルタントの将来像 個人力と会社

国土総合研究機構

日本工営、PFC、建設技術研究所の大手3社で構成される組織です。

次世代ビジネス研究会の記事が掲載されておりました。

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建設コンサルタントが目指すべき将来像は、従来型の調査設計を主力とする建設コンサルタントではなく、多彩なソフトサービスを提供する多機能コンサルタント・・・・。

さすが日本を代表されるコンサルタント。目指す方向性がすばらしいです。

さて、我々NiXは中小企業。大手と同じ戦略はできませんし、目指そうとすれば、今の倍の社員が必要になるでしょう。
中小企業の戦略の基本は小リスク小リターン、なんと小さい考え方・・・と思われるでしょうが、会社を長く存続させていくためには不可欠な考え方です。ただし・・・、今の時代は我々中小コンサルタントもある程度リスクをとらなければ、生き残れない状況になってきています。中リスク、中リターンとでも言いましょうか。

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さて先の新聞記事にこんな内容のコメントがありました。

「建設コンサルタントのベースは技術者の技術力にある。その意味では個人の力が必要だ。しかし、企業として成長するには、個人の力に加えてチーム力、会社力がなければならない。特に市場環境が大きく変わることが予想されるこれからは、会社力を含めた総合力が問われる時代になる」

最近、管理職という役割が本当に重要であることに気付きました。
個人の力をまとめ、会社力をつくっていくのは幹部・管理職の役割なのです。

大きな企業になるほど優秀な幹部・管理職が要るものです・・・・。
「建設コンサルタントが目指すべき将来像は、・・・・
多彩なソフトサービスを提供する多機能コンサルタント・・・・、」
少しでも近づけるように個人力から会社力へ・・・・。
若いNiXには永遠の課題・・・かもしれません。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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