NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2012年8月27日

管理者研修 組織としての成長に向けて

週末を活用し、管理者研修を実施しました。参加者は管理職クラスの方々です。
弊社の本年度の事業方針は次の3つであり、
・自己革新
・自己成長
・組織力強化
3番目の組織力強化の一環として、管理者研修をスタートさせました。
受講された幹部の皆様、お疲れ様でした。

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管理者研修ですが、当然のことながら、筆者が講師になれるわけもなく、外部講師に委託ということになります。
(私が講師をできるようならとっくにもっと良い会社になっています・・・・汗)
講師の大軽さん、ありがとうございました。
今回から3回シリーズで始まりましたが、受講する社員の皆様にとって、そして会社にとって有意義なものになるように期待しています。

さて、第一回目の内容ですが、「マネジメントの基本的な役割を徹底認識」というものです。
マネジメントと言われましても、とても幅広い定義がありますので、弊社の管理には当てはまらないものが多くあります。またマネジメントしようにも、マネジメントできる環境が与えられていない社員もいます。
したがって、研修内容と実際の現場は様々な不整合がありそうですが、その中でも共通するもの、または応用できるもの、さらには一人間として勉強になるもの、そのようなものを感じ取っていただければ、それはそれで意味のある研修になるのだと思います。

特にコンサルタント会社は一人一人の社員のスキルレベルが高い業種であります。
そのため、職人集団としての性質が高く、チームで仕事をこなす、または組織としてプロジェクトを進めるといった意識が、他の一般企業と比較し低くなりがちです。
職人といった性質ももちろん必要なのですが、それだけでは現在の厳しい経営環境の中で生き延びていくことはできません。
他の業種と同じように組織として業務に取り組んでいくことが不可欠なのです。

思い起こせば筆者がこの会社に入った時、組織はまさに職人集団でした。
あれから9年余りがたちましたが、ようやく組織としてこのような研修を開催できるようになりました。
(その当時にこのような研修を実施しても、全く無意味だったでしょう・・・)
やはり企業が染みついた体質を変える、社員の意識を変えるということは、時間がかかります。
時間がかかる上にあきらめない一貫性も必要です。
少しアクションを起こしただけでは何も変わりません。即効性を求めてはいけないのです。
筆者が学生相手に使う講義ネタですが、個人の成長曲線と同じく、組織もすぐに成長するわけでなく、長い停滞期間があるのでしょう。そして地道に努力をしていると、ある日突然成果が出てくるといった・・・。
NiXは今まさにその成長期の一歩手前にいるような気がします。

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さて、研修内容ですが、幹部の皆さん如何だったでしょうか?
研修よりも、その後の懇親会が有意義だったことは間違いない?・・・と思いますが・・・。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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