NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2013年4月1日

いざ、25年度という大海原を進むNIX丸に栄光あれ

25年度入社式が執り行われました。本年度は新卒採用3名、中途採用6名の計9名の入社です。入社されたみな様、おめでとうございます、そしてありがとうございます。

弊社の経営ビジョンにおいて、人材はもっとも重要な要素ですが、とりあえず25年度に向けてそれなりの組織構成はできたのではないかと思います。

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まずは新卒の社員の皆様には、1年前の就職戦線は間違いなくアベノミクス効果がある今年よりも厳しかった訳で、よくぞ弊社の内定を勝ち得た、ということです。
まあ、厳しくなければもっと良い会社に行かれたかもしれないので、こればっかりは何とも言えませんが・・・。

次に、とにかく頭をからっぽにしてでも、最初の5年間は何が何でも諦めずに努力することです。
人間、努力している間、常に成長しているわけではありません。長い停滞期を経て、初めて成長を実感できるわけです。多分、コンサルタント技術者だと、それが5年目くらいであるわけです。
5年目まで耐えられるか、ここが分かれ目です。5年後、仕事が急に楽になったり、楽しくなったりします。これはどのような会社でも、また学生時代の勉学でも同じことが言えます。
最近の方は、この最初の我慢ができない人が増えているような気がします。
社会人になった最初の5年間、これは大変大事な期間です。ここで我慢できないと、人生の漂流が始まってしまうかもしれません。テニスプレイヤーの松岡修三選手の言葉にもありました。「100回叩いて壊れる壁も、99回でやめると、その人の努力は全く無駄になってしまう」と。まさに壁を100回叩くのが、コンサルタント会社での5年間といえるのではないでしょうか。是非頑張ってほしいものです。

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次に中途採用の皆様は、やはり転職というものに関して、かなり思い切った人生の決断をしているはずです。
その決断には、何らかの思いもあります。転職後その思いを忘れることなく、心のどこかに小さな炎としてともし続けていただければと思います。その思いを忘れることがない限り、新たな職場でも成功できるはずです。「夢無き者に理想無し。理想無き者に計画無し。計画無き者に実行なし。実行無き者に成功なし。しかるに夢無き者に成功無し。」幕末の藩士、吉田松陰の言葉です。
皆さんはこの会社で前会社で果たせなかったことをやろうとしているはずです。その夢、理想を持ち続けていただきたいのです。

弊社NiXは様々な戦略を今日まで実施してきました。経営ビジョンに基づき、支店の開設や役員の補強、私募債や増資による資金調達などがあります。
その総仕上げが今回の入社人事であるとともに、人材と組織の双方向の関係を正のスパイラル、すなわち、良い人材が良い会社をつくり、良い会社だから良い人材が入ってくるという正のスパイラルに帰られつつあるのだと思います。

弊社はようやくスタートラインに着いたのだと思っています。これからが大航海です。筆者は経営を船に例えています。NIXは船です。海はマーケットすなわち市場です。
社員は風です。経営はマストと帆です。経営であるマストと帆がしっかり張れてこそ、社員の風を受け止めることができます。

25年度、NiXという船はさらに大きくなりました。そしてマーケットである海は、公共投資の増加もあり、以前に比べるとそんなに荒れていません。進もうと思えば進める状態です。
そしてマストと帆、すなわち経営は、年々その方針と戦略を明確にしています。そして肝心な風である社員は25年度大きな追い風をえることができました。ようやく力強く大海原を進む条件が整ったということであります。

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社員の風を一身に受け、25年度という大海原を力づく進もうと思います。本年度のNiXもよろしくお願いいたします。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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